弊所の移動式カタログ収納棚を製作しました。
今回も木材カットはホームセンターへ依頼し、ただ組み立てるだけ、、、の簡単レシピです。
単純な木材の組み合わせで構成し、無印良品の収納ケースとコラボした収納棚のご紹介です。
寸法通りにカットされた木材
構造用合板24mm、コンパネ(オレンジ色の板)そして角材(30mm×40mm)です。
この収納棚の大きさは、無印良品のポリプロピレンケース(引出し)寸法と
角材寸法に基づいています。
まずは木材と角材を木工用ボンドで仮留め固定させていきます。
やや複雑な組み合わせに見えますが、組み立てはとても簡単です。
サクッとビス留めし天板を載せれば何となくカタチになってきました。
ひっくり返して底板の合板24mmにキャスターとL字アングルを取り付けます。
この棚の面白いところは
下地材である角材が表のデザインとしても活躍しているところにあります。
最後は無印良品の収納ケースをセットして完成です。
キャスター付きなので、打合せの時のカタログ棚として重宝しそうです。
ここで使用した材料について少し注意点が必要になりますので簡単にご説明したいと思います。
↓今回使用した構造用合板です。
よく見るとJISマーク F☆☆☆☆が刻印があります。
これは何のマークかというと、シックハウス症候群を引き起こす原因物質とされている、ホルムアルデヒドの放散量を示した基準のマークです。
放散量に応じて等級区分が決められており等級が高いほど☆の数が多くなり放散量が少なく体に優しいという意味になります。(最上級は☆☆☆☆4つ)
ここでコンパネとは
コンクリートの型枠用合板のことで、今回使用しているものはパネコート(商品名)というものになります。
↓DIY本棚の簡単レシピでも採用しています
コンパネは本来コンクリートを打設する際に使用され、複数回使うことを目的としている合板になります。
オレンジ色の部分はツルツルしており(ウレタン塗料が施されている)綺麗に剥がせるようになっています。
それ故、このツルツル面に木工用ボンドで何かを接着させようとしても簡単に取れてしまいます。。。
今回採用したコンパネ(パネコート)は等級の低いF☆(☆1つ)のものを使用しています。
内装の下地材として使用される構造用合板と違い、
そもそも内装材として使用する想定のないコンパネは、等級の低いものが多いです。
今回は自己責任で採用をしておりますが、屋内家具をDIYされる場合はF☆☆☆☆の合板を使用がおすすめです。
既製品のものがピッタリと納まる瞬間、もの凄いヤッタ感を味わえます。
DIY好きの方、無印良品とのコラボ、ぜひお試しを!