この記事では、土地を選ぶ際にどんな家が建てられるのか参考にしていただけるよう
ラフプランを基に解説をしていきます。
今回は土地の面積約76㎡(23坪)の北側道路の敷地です。
家族構成:40代夫婦(夫/会社員 妻/会社員) +子供(6歳)
[面積]
敷地面積 76.04㎡(23.00坪)
1階床面積 39.43㎡(11.92坪)
2階床面積 35.29㎡(10.67坪)
延べ床面積 74.72㎡(22.60坪)
<1階>
アプローチを抜け玄関へ入るとアクアリウムのある大きな土間空間です。

水槽の裏側には、スロップシンクのあるメンテナンスルームを設けました。
水質や温度管理のための機材を収容でき、別の水槽も楽しめるようにもなっています。
メンテナンスルームを設けたことで、ペット(猫や犬)を飼う場合も心配ありません。
土間玄関
ここは玄関でありながら、リビングのように寛げる空間でもあります。
また土間としたことで、急な来客時でも靴を脱がずにこちらで対応していただけます。

限られた面積を有効的に使うため、無駄な廊下を作らず
メンテナンスルームは家事室(ユーティリティー)から入るようにしています。
寝室はプライバシー・深夜の騒音(水槽用クーラーやろ過装置の音)の観点から
玄関から距離をおき中庭を囲むように配置しています。
本棚のある廊下
1日に何回も使う階段。
せっかくなので使う度に、中庭の景色を楽しめるようにしました。

今回は水槽を1階に設置しましたが
その理由について次の3点をご説明します。
1点目は耐荷重について
水槽の大きさはW900×D300~450程度を想定していますが
水槽自体の重さの他、水と砂などの資材を入れた状態では総重量が200kgを超えます。
2階リビングに設置もありですが、建物の構造上不利になる理由で上階を避けました。
2点目は水漏れのについて
近年は小さな地震ですが発生回数は増加しており
震度1~2程度の揺れでも横揺れが続く場合、水槽から水が溢れてしまうことが考えられます。
その他にも、水槽機材の劣化などでも水漏れが起こりうることも懸念されます。
1階であれば床下は基礎(コンクリート)ですので建物への影響が小さくて済みます。
3点目は水槽の苔について
植物である苔は光合成をして成長をしています。
今回のプランでは2階の日当たりを良くしているので、苔がよく育ってしまいます。
1階の玄関であれば、木漏れ日程度の優しい日差しです。
<2階>
敷地の南東側はバルコニーとし建物の高さを抑えたことで、内部に日差しが入るようにしました。
キッチン脇のPCコーナーはワークスペースとしても使え、リビングのこまごまとした物の収納も可能です。
子供部屋は将来的には、リビングとつなげ図書コーナー(趣味室)として使う予定です。

2階リビング
どこからでも中庭の緑が見え、広く感じられるようにしています。
料理をしながら全体を見渡すことができるので、studyスペースの様子を見守ることもできます。

「アクアリウムのある小さないえ」いかがでしたでしょうか。
小さな家であっても、必要なもの不要なものの判断をして
ジャストサイズな計画とすれば趣味室も充実させることができます。
今回の土地は駅近である為、駐車スペースは設けていません。
もし月に数回しか運転しないのであれば、今回の様に駐車スペースを無くしその分
住まい環境の方を充実させるのが賢明かと考えます。
ところで「アクアリウムセラピー」をご存じでしょうか。
水槽を眺めたり魚の世話をすることによって、ストレス軽減、リラックス効果、α波を発生させる
癒し効果のことですが、科学的にも証明されているそうです。
そういえば、病院の待合室でもよく見かけますね。
玄関にアクアリウムというのは、ご近所の方との話ネタにも良いかもしれませんし
何といっても家に帰ってきたときに、大好きなお魚がお出迎えしてくれます。
毎日癒されること間違いありません!
プランで迷ったり何かお困りの方、ぜひ一度ご相談ください。
弊所ならではのご提案をさせていただきます。
